タメンタイギャラリー鶴見町ラボ
2026.7.5 [Sun] - 2026.7.26 [Sun]
平井亨季
タメンタイでは、2026年7月5日(日)より平井亨季「庭としての本 広島」を開催します。ドローイング、マケット、ドキュメントを中心に、これまでの制作とこれからのプランニングなどをまとめる「本の編集室」をワーク・イン・プログレスのインスタレーションとして仕立てます。ワークスペースツールNotionを活用し、会場での展示とオンラインのコンテンツが連動して会期中に随時アップデートしていく企画です。
平井亨季は、映像、本、ドローイングなどのメディアを基軸に、既存の歴史観や地域の枠組みを読み替える作品を制作しています。なかでも広島では、ロトスコープによるアニメーション映像を軸としたインスタレーション作品を中心に発表してきました。広島市の歴史を島が山になるプロセスとして読み替えた《もつれる舌と足、山と島》(2022)、旧海軍に所属していた祖父の手記をなぞっていく《祖父の手を持つ》(2023)、そして広島と呉のコントラストをつなぎあわせていく《インク壺としての都市、広島/呉》(2024)といった作品を通じ、個人的な身振りや語りから地域の歴史にアプローチしています。
本展は、「私は広島/ 呉をどのように覚えていたいのか」という問いかけを出発点に、交錯する記憶や認識の手入れを考える企画です。個人的な記憶をアウトプットし対象化する実践を「セルフヒストリーケア」と位置付け、それを具体的な場所と紐づけていく過程を見せる機会とします。会期中、アーティストを含む何名かによって、Notion上でテキスト、映像、写真等のコンテンツの更新と手入れをしていく予定です。会場でも、ドローイング、マケット、ドキュメントの展示を並行します。
タメンタイギャラリー鶴見町ラボでは、2022年に開催した吉田真也との二人展「歩行の筆跡(ディスクール)」以来、およそ4年ぶりの展示企画となります。
本展示企画以降も、運営メンバーのひとりであるつるみアートスクールの第3期(詳細は追って更新予定)がまもなく始まるほか、2026年10月からは広島市現代美術館のオープン・プログラム「もつれる風景 平井亨季」(仮称)も開催予定です。あわせてご期待ください。
【2026年7月5日更新】
notionサイトを公開しました
https://magical-louse-74c.notion.site/38c69154a1668055a8a2ef0697db476b
ポッドキャストを公開しました
https://open.spotify.com/episode/1xson8iEOs5vE1iyhHmfBX?si=76wdvIdfR6e2GdYDYe_BFA
| 1996 | 広島県生まれ |
| 2019 | 東京藝術大学美術学部先端芸術表現科 卒業 |
| 2021 | 東京藝術大学大学院映像研究科メディア映像専攻 修了 |
| 現在 | 茨城県を拠点に活動 |
主な展示歴
| 2022 | 「歩行の筆跡(ディスクール)」 タメンタイギャラリー鶴見町ラボ/広島 |
| 2023 | 「Artists in FAS 2022」入選アーティストによる成果発表展 藤沢市アートスペース/神奈川 |
| 2024 | 「Hiroshima MoCA FIVE 23/24」(広島市現代美術館賞・特別審査員賞)広島市現代美術館/広島 |
| 2025 | 「Hiroshima – Inside/Outside」(ギャラリーブラック) |
Instagram: @hi__koki_
website: https://www.kokihirai.com/