有田大貴が左手ピアノとダンスとライブペイントによる公演 “Over the Dark”を企画し、出演します。
有田大貴によるライブペイント、「左手のピアニスト」瀬川泰代による演奏、そしてコンテンポラリーダンサーの玖島雅子によるダンスによる複合パフォーマンスが行われます。会場はゲバントホール(広島市中区)にて2月28日(日)14時から開催され、ライブ配信(期間限定見逃し配信あり)もあります。
音楽、ダンス、美術の領域を横断する本企画は、ピアノの旋律と、ダンスの躍動を感じながら、有田がキャンバスの上に一つ一つと色彩を重ねていく内容のもの。コロナ禍の「まるで暗闇の中に放り込まれ、閉じ込められたかのような息苦しい」状況において、「失われた人間の輝き」、そして「日常」を取り戻すパフォーマンスとなります。
バッハの「シャコンヌ」からはじまる7曲のパフォーマンスを通じて、暗闇のなかから光を見出すプロセスを共有します。ピアニストとダンスアーティストと美術家がそれぞれに描く闇と光をぜひ体感してください。
【プログラム】
1. J.S.バッハ(Jブラームス編曲)
シャコンヌ
無伴奏ヴァイオリンパルティータ第2番ニ短調 BWV1004から
2. A.スクリャービン
夜想曲 作品9‐2
3. 岡村星見
blue star
4. F.リスト(光永浩一郎編曲)
愛の夢 第3番
5.吉松隆
光のヴィネット タピオラ幻景 作品92から
6.吉松隆
森のジーグ タピオラ幻景 作品92から
7.吉松隆
風のトッカータ タピオラ幻景 作品92から
広島県出身、オーストリア在住。エリザベト音楽大学卒業後、グラーツ芸術大学大学院(オーストリア)を満場一致の最高成績で卒業。高校3年時に右手指に局所性ジストニアを発症。左手のピアノ曲の勉強を始める。
大学卒業後の2010年より、演奏活動・国際コンクール受験は全て左手演奏のみでの取り組みである。
2017年 City of Vigo国際ピアノコンクール 2位(スペイン)、2018年 Val Tidone国際コンクールSilvio Bengalli4位(1位なし、イタリア)Nuova Coppa Pianisti国際コンクール 3位、現代音楽賞(イタリア)、2019年 Primavera Pianisticaコンクール 2位(ベルギー) などこれまでに12の国際コンクールで入賞。左手のピアニストのための公開オーディション(石川県)最優秀賞受賞、いしかわ・金沢 風と緑の楽都音楽祭にてオーケストラ・アンサンブル金沢と共演。広島交響楽団、ルーマニア国立バカウ交響楽団と共演、エヴメリア国際音楽祭(ギリシャ)に招かれるなど、これまでに13ヶ国で演奏活動を展開する。
広島市を拠点に、特定の形やスタイルにとらわれない⾝体表現活動を展開し、国内外のカンパニーやアーティストの作品に参加、⾃作の作品も数多く発表。ダンス指導や振付を新進ダンサーや演劇関係者に提供。またダンスや表現という⼿法を⽤いて、⼼と⾝体の繋がりや、教育、⽂化を育み、ダンス表現の素晴らしさを伝え、⼈とアートを繋げる社会を⽬指す。
2009 年.SCFソウル国際振付フェスティバル3位受賞。ヨガ教師。ワークショップデザイナー。コミュニティダンスファシリテーター。
2011 年 ⽶国アラバマ州⽴ジャクソンビル⼤学芸術学部グラフィックデザイン学科卒業。広島という⾃⾝のルーツやロック⾳楽の影響から「⽣と死」「破壊と再⽣」「束縛からの解放」をテーマに、国内外から広島へ届けられる千⽻鶴やその焼却灰を素材として再利⽤し、ロック⾳楽の歌詞に含まれる「Break(壊す)、Burn(燃やす),Cut(切る)、Tear(引き裂く)」などの破壊的な単語を制作プロセスに取り⼊れた絵画やインスタレーションを発表している。
日程:2021年2月28日(日)
開演:14:00 – 15:00(開場 13:00)
会場:ゲバントホール
住所:広島県広島市中区本川町2丁目1−13
和光パレス21 5階
チケット:
ゲバントホール会場:2,000円(前売)/2,500円(当日)
オンライン配信:1,500円(3月3日(水)23:59まで見逃し配信)
チケット入手方法
ゲバントホール会場:https://over-the-dark.peatix.com
オンライン配信:下記予約サイトから購入。
https://gewandhalle.zaiko.io/_buy/1pnB:Rx:d1f41
お問い合わせ:ゲバントホール(電話:082-503-1711/専用フォーム)
主催・企画:有田大貴
協力:株式会社サウンドカンパニー ゲバントホール/WAKO GROUP