安月給(自然派)による企画「秘密の花園」を2022年6月10日よりタメンタイギャラリー鶴見町ラボにて開催します。
安月給(自然派)は、本展を契機として結成されたアート・コレクティブです。木下若葉(結婚式場スタッフ)、篠藤碧空(画塾講師、ライブラリアシスタント)、安村日菜子(アパレル店員・倉庫軽作業)の3名からなります。現代社会と美術市場における価値体系とその取引について、若い労働者の立場から作品を発表します。
展覧会タイトルは、フランシス・ホジソン・バーネットによる同名の児童文学から引用したもので、「秘密」に「通貨」としての価値の付与を試みます。会場では、来場者が自身の秘密を対価とした作品購入が可能。こうした交換行為をつうじ、美術作品の価値やその取引をめぐる「秘密」を追体験可能なかたちでロールプレイングするものとして企図されています。
なお、安月給(自然派)のメンバーのひとりである篠藤碧空は、6月24日(金)から同会場にて開催される浅岡知里・篠藤碧空「ことのは、つむぎ」展にも出展します。