タメンタイギャラリー鶴見町ラボ
2024.3.27 [Wed] - 2024.4.4 [Thu]
中川晶子
中川晶子「パイド・パイパー」を2024年3月27日(水)から4月4日(木)まで、タメンタイギャラリー鶴見町ラボにて開催します。
中川晶子は、音声や光など実体のないもの、石鹸やティッシュなどの身近なものを素材として、主にインスタレーション作品を制作してきました。幼少期から現在に至るまでの体験をもとに、生活や環境から無意識に継承するローカル感覚の再解釈を試みています。
本展では、子を持つ親として「導くこと」について考えます。パイド・パイパーとは、ドイツの民間伝承「ハーメルンの笛吹き男」に登場する伝説の笛吹きで、魔法の笛の音色で街から子どもたちを導き出して連れ去ったといいます。教育として社会生活の規範を教える役割と責任を自覚する反面、不安にも苛まれる──こうした葛藤を下敷きに、音を媒体とした作品として発表する予定です。
略歴
1989 | 広島市生まれ |
2013 | 広島市立大学芸術学部デザイン工芸科現代表現領域卒業 |
現在 | 広島市在住 |
主な展示歴
2017 | 「KERNEL」 / ギャラリー交差611(広島) |
2020 | 「カナリアがさえずりを止めるとき」/ 広島市立大学芸術学部CA+Tラボラトリー |
2022 | 「よすがのありか」/ タメンタイギャラリー鶴見町ラボ |
2024 | 「パイド・パイパー」/ タメンタイギャラリー鶴見町ラボ |