土井紀子による新作版画展 “merry-go-round” をタメンタイギャラリー鶴見町ラボにて開催します。
土井紀子は広島市立大学で絵画を学び、現在は版画作品を中心に制作しています。2022年春には、おりづるタワー(広島市中区)の「WALL ART PROJECT “2045 NINE HOPES”」にて、広島ゆかりの20代のアーティストとして、最上層の壁画を制作しました。
この版画展では、土井紀子が近作のモチーフとしている馬の新作版画7点を展示・販売します。ライフワークとして撮りためてきた自然光による影の図像をベースにした、映画の原初的形態とされるエドワード・マイブリッジ『動く馬』の連続写真を彷彿とさせる作品群を発表。それまでの絵画制作のなかでも主要な関心対象のひとつだった物体の影と像に焦点を当てます。本展は、版画表現を制作の主軸に据えて以来初のまとまった発表機会となります。
また、制作に使用する和紙や版もあわせてご紹介するほか、店内展示を継続的に手掛けているビーントゥバーチョコレート専門店-@alfer-(岡山市)謹製のオリジナルカカオクッキー(ミニ版画(吉野手漉き和紙にシルクスクリーン)つき。限定60個。)も販売します。
会期は2022年11月26日(土)から12月4日(日)までと、12月10日(土)から12月17日(土)まで。会期途中の12月5日(月)から12月9日(金)は休廊となりますのでお気をつけください。
【2022/11/29追記】
会期最終日となる12月17日(土)には、入居する第2三沢コーポのオープンデイが開催されます。7つの部屋でさまざまな企画が用意されています。ぜひお越しください。【追記終わり】